ヘルペスの症状と潜伏期間

ヘルペスの症状と潜伏期間

口の周りだけ湿疹ができたり肌荒れしたり、というのであれば口唇ヘルペスに感染しているのかもしれません。
ヘルペスウイルスが原因の病気です。
日本人の10人に1人はなったことがあると言われており、身近な疾患です。
性器にできる場合は性器ヘルペスと言います。

主な症状は口の周りにできる水ぶくれです。
ただ、その前にピリピリやチクチク・ムズムズといった違和感が感じられるでしょう。
そこから12時間以内に患部が赤く腫れてきて水ぶくれになるのです。
ウイルスが原因の疾患ですから抗ウイルス薬を使用しないと治すことはできません。
もしかしてと思ったら早めに病院に行くことをおすすめします。

ヘルペスは、感染者との接触から3日から7日の潜伏期間を経て発症します。
初感染のときには高熱が出たり、リンパが腫れたり、大きな水ぶくれができたりと大変ですが、抗ウイルス薬で菌をやっつけることで次第に落ち着いていくでしょう。
ただし、一度感染すると薬を使っても病気そのものが完治することはありません。
神経細胞に隠れ潜んで潜伏感染しているのです。
ウイルスが完全になくなることはないため免疫力が低下した際にはまた症状が出てきます。
初感染時のように高熱が出たりということはないものの、水ぶくれができるため見た目もあまりよくはありません。
この水ぶくれの中にはウイルスが大量に存在しているため、それに触れてしまった場合には更に感染者を拡大させることになりやっかいです。

何度も再発しているうちに、単なる肌荒れかヘルペスなのか見極めができるようになってくるはずです。
できれば抗ウイルス薬は手元に置いておき、皮膚のピリピリやムズムズの段階で早めに使用するようにすれば、見た目に症状が出てくる前に早く症状を抑えることができるようになるでしょう。
更には再発させないよう日頃の生活習慣を改善し、免疫力を上げることも考えてください。
忙しい毎日を送る現代人は何度も再発する方も多いです。

ヘルペスかただの肌荒れかの見極め方

ヘルペスができたと思っていても、実際にはニキビや湿疹など他の肌荒れの可能性もあります。
ニキビなのにヘルペスの治療をしていても改善は見込めませんし、逆の場合は肌荒れのケアをしていても意味がありません。
正しく治療していくには、その症状がどちらの症状なのか、正確に見極めることが大切です。

ヘルペスは基本的に水膨れを伴うので、肌荒れで間違うとしたらニキビが最も可能性が高いでしょう。
一見するとどちらか非常に分かりにくいことも多いのですが、よくよく見るとニキビの方は盛り上がった患部の中心に白い芯があることが多いです。
また、基本的には毛穴の中で発症するため、毛穴が存在しない部位に発症した場合はヘルペスだと考えて良いでしょう。
例えば、唇に出来た場合はヘルペス、唇と皮膚の境目あたりにできた場合はニキビといった具合です。

もちろんヘルペスも毛穴がある場所に発症することもあるので、唇や粘膜以外に出来た場合はどちらか分かりにくいです。
そんな場合は中心に白い芯があるか、水膨れになっているかなどをチェックしましょう。
ヘルペスでニキビのように白い膿が溜まることはあまり無く、透明な水膨れになることがほとんどです。

さらに、ヘルペスの場合は発症する前に様々な前兆を伴います。
ムズムズとした痒みや違和感を感じた後に発症したら、その可能性が高いでしょう。
発症した後も、患部にピリピリとした痛みや痒みを伴うことが多いです。
ニキビの場合は触らない限り痛みを感じることはあまり無いので、この点でも見極めることができます。

ヘルペスは基本的に発症している人から感染するので、発症した人と接触した後に潜伏期間を経て発症した場合はヘルペスの可能性が高いです。
思い当たる節があるか、考えてみましょう。